【3Dプリンタ】Ender-3で造形結果がスカスカになってしまう問題を調整する方法(フィラメントの押出不足)

先日、Ender-3を購入しました。

そこで、早速印刷を行ってみると、造形結果がスカスカのボロボロのヨレヨレになってしまいました………

原因を探っていくと様々な原因候補がありましたが、今回はextruder(押出機)のフィラメント送り不足(underextrusion)が原因と判断しました。

調整前と調整後の比較

こちらが、調整前と調整後の造形物を並べた写真です。

明らかに品質が上がっていることが確認できます。(何故か調整後も船の煙突上部が印刷出来てませんが…調整不足だと思います…)

モデルはこちらのデータを使用しています。
ボート:https://www.thingiverse.com/thing:763622
ホイッスル:https://modelabo.net/5008/


フィラメント送り量の調整方法

下記の記事を参考に行いました。
https://m.all3dp.com/2/ender-3-calibration-how-to-calibrate-your-ender-3/

1.現在正常な量を送っているか、どのくらい不足しているか確認します

ノズルからフィラメントを抜いた状態で、画像のように100mm図った場所にペンで目印を付けます。

Main→Prepare→Move axis→Extruder→Move 10mmを選択し、Extruder: +100.0になるまで回します。




すると、Extruderが回転しフィラメントが送り出されます。

自分の場合は、半分押し出されて50mm残り止まりました。(全然送れてない………)

ここで目印がExtruderを超えてしまう場合は、逆に送りすぎです。

2.足りてない量から考えて、送る量を増やす

Main→Control→Motion→Esteps/mmを足りてない量だけ増やします。
今回は、以前の設定が120で半分の50mm足らなかったので、倍の240まで増やします。

設定したら、Store settingsで設定を保存します。(保存しないと電源を落としたときに元に戻ってしまいます)

3.最初と同じ手順で、正常量送れているか確認します

これで、丁度100mm正常にフィラメントを送れていることが確認できました。

調整は以上になります。